今週のグループミーティング【担当をもっと頼れ】
グループミーティングでは、冒頭に山﨑から一つ、生徒のみなさんに話を伝えてもらいました。
テーマは、
「伸びる生徒は、質問の量が違う」
という話です。
長崎大学医学部に合格した、ある卒業生の話
先日、久しぶりにある卒業生が校舎へ顔を出してくれました。
山﨑の教え子であり、東進諫早駅前校で今年3月まで担任助手として働いてくれていた松山先生です。
現在は、大村で勤務医として働いています。
松山先生は西陵高校出身。
そこから、長崎大学医学部医学科に合格しました。
こう書くと、
「もともとものすごく頭が良かったんでしょう?」
と思うかもしれません。
でも、山﨑からすると、決して最初から何でもできる生徒だったという印象ではありません。
それでも医学部に合格した。
では、何がすごかったのか。
山﨑が今でもはっきり覚えている、松山先生の圧倒的な強みがあります。
とにかく、何でも質問する
これです。
本当に、何でも質問していました。
勉強の内容はもちろん、
「この勉強法でいいですか?」
「次は何をやったらいいですか?」
「これはどう考えればいいですか?」
と、とにかく聞きに来る。
ビックリするくらい、いつも山﨑の横にいました。
どれくらい質問していたかというと、極端な話、
「お昼ご飯は何を食べたらいいですか?」
と真面目に質問してくるくらいです(笑)。
もちろん、みなさんに「昼ご飯まで質問しなさい」と言っているわけではありません。
伝えたいのは、
「分からないこと、迷っていることを、そのままにしなかった」
ということです。
勉強法まで「質問」していました
質問というと、
「この数学の問題が分かりません」
「この英文の構造を教えてください」
という教科の質問だけをイメージする人が多いと思います。
でも、本当に伸びる生徒は、それだけではありません。
「どう勉強すればいいですか?」
「今の自分なら何を優先すべきですか?」
「このやり方で合っていますか?」
こういうことまで質問します。
そして、ここでもう一つ大切なのが、
「誰に質問するか」
です。
勉強方法や今後の学習方針について迷ったときには、ぜひ、あなたのことをよく理解している担当の先生に質問してください。
これまでどんな勉強をしてきたのか。
何が得意で、何が苦手なのか。
どんな性格なのか。
今どのくらい勉強できているのか。
そして、どの大学を目指しているのか。
担当の先生は、そうしたことを踏まえながら、みなさんと一緒に学習を考えています。
だからこそ、
「今の自分は、何をしたらいいですか?」
と聞いてほしいのです。
「山﨑先生だったらどう考えるか」が分かるようになった
松山先生は、それを徹底していました。
あれだけ毎日のように質問していれば、当然ですが少しずつ考え方も似てきます。
「こういうときは、こう考える」
「今の時期なら、こっちを優先する」
「この勉強法は効率が悪いから変える」
そうやって質問を繰り返すうちに、勉強法だけでなく、物事を判断するときの考え方そのものまで身についていきました。
結果として、山﨑から見ると、
「山﨑の考え方をほぼ完全にインストールしたな」
と思うくらいになりました。
そして、これは生徒時代だけではありません。
その後、松山先生が担任助手として生徒と面談している様子を見ていると、
「それ、俺が言いそうだな……」
と思うことばかり。
あまりにも同じことを話しているので、
「ちょっと気持ち悪いな(笑)」
と思ったくらいです。
それほど、人に聞き、人の考え方を吸収して、自分のものにしていたということです。
最近、校舎にも良い変化が出てきました
そしてもう一つ。
最近の校舎を見ていて、非常に良い変化を感じています。
特に受験生を中心に、
来校したらブースに入り、そこからずっと集中して勉強する生徒が少しずつ増えてきました。
これは素晴らしいことです。
以前のグループミーティングでも、
「友達がいると話してしまうから、あえて離れたブースを選ぶ」
「先生に質問しやすいように、手前のブースを選ぶ」
といった工夫をしている生徒を紹介しました。
自分が集中できる環境を、自分でつくろうとする生徒が増えています。
一方で、残念ながらまだ一部の受験生や他学年では、勉強の途中で何度もブースの外へ出てきてしまう姿も見られます。
もちろん、長時間勉強していれば休憩は必要です。
しかし、
「何となく集中が切れたから外へ出る」
「少し疲れたから誰かと話す」
ということを繰り返していては、なかなか長時間集中できるようにはなりません。
集中力も「受験に必要な力」です
集中力は、
「自分には集中力がないから仕方ない」
で終わらせるものではありません。
集中力も、受験に向けて鍛えていく力の一つです。
大学入試本番を考えてみてください。
共通テストでは、朝から複数の科目を受験します。
二次試験でも、長い時間、一つの問題に向き合わなければならない大学があります。
本番で、
「ちょっと集中が切れたので外に出ます」
とはできません。
だから普段の勉強から、
少しくらい集中が切れても、もう一度問題に戻る。
疲れてきても、決めたところまではやり切る。
そういう「我慢して集中する練習」も必要です。
学力だけでは、点数にならない
受験で必要なのは、単純な学力だけではありません。
知識がある。
問題が解ける。
それだけで必ず本番の点数になるわけではありません。
長い試験時間の中で集中力を保つ。
難しい問題が出ても気持ちを切らさない。
一つ失敗しても、次の問題に切り替える。
最後まで粘って考える。
こうした力も含めて、初めて**「得点力」**になります。
だから、普段のブースでの勉強も、本番の練習だと思ってほしい。
校舎で集中して勉強する時間そのものが、本番力を鍛えるトレーニングです。
「学力を伸ばす」だけではなく、
「持っている学力を、本番で点数に変えられる人になる」
という意識を持ってください。
担当の先生をもっと使ってください
そして、そのためにも一人で全部解決しようとしないことです。
「最近、集中が続きません」
「今の勉強法でいいですか?」
「次は何を優先したらいいですか?」
「計画通りに進まないんですけど、どうしたらいいですか?」
そんなことも、ぜひ相談してください。
特に、あなたのことをよく理解している担当の先生に質問してください。
一度アドバイスをもらったら実行する。
そして、
「やってみたら、こうなりました」
と、また相談する。
この繰り返しが大切です。
西陵高校から長崎大学医学部へ。
松山先生の成長を支えたものの一つは、間違いなく、
「異常なくらい質問する姿勢」
だったと思います。
いきなり松山先生と同じ量の質問をする必要はありません。
まずは、
今より一つ多く質問してみる。
そして、
あなたのことをよく理解している担当の先生に相談してみる。
さらに、
普段の勉強から、最後まで集中してやり切る練習をする。
質問する。
実行する。
集中してやり切る。
そして、また相談する。
こうした一つひとつの行動を変えていけば、学力だけではなく、受験本番で点を取る力も変わっていきます。
先生たちは、そのために校舎にいます。
遠慮せず担当の先生を使い、普段の勉強から「本番で戦える自分」をつくっていきましょう!


