「1ヶ月の行動目標は3つだけでいい」―やることを絞れば成果が出る!

何かを変えようと思っても、「あれも、これも」とやることを増やしてしまうと、結局どれも中途半端に終わってしまう。

勉強も同じです。

最初から完璧を目指すのではなく、「自分に必要な3つの行動目標」を決めて、1ヶ月集中してやり切ることが大切です。


① まずは「今の自分の課題」を明確にする

行動目標を立てる前に、まずは「今の自分が何でつまずいているのか」を考えましょう。

「集中できない」「家で勉強できない」「時間を無駄にしている」など、原因を言葉にするだけでも意識が変わります。

私(山﨑)が高校生の頃は、

  • 家では勉強しない
  • 隙間時間をうまく使えない
  • 集中力が続かない

    という3つの課題を感じていました。

② 行動目標は“こだわりを持てる3つ”に絞る

課題がいくつも見つかっても、実際に「行動に移す」のは3つで十分です。

数を絞ることで「これだけは絶対やる」と決められます。

たくさん設定すると、「半分できたからまあいいか」と甘くなってしまいます。


③ 山﨑の高校時代の3つの行動目標

私が最初に立てた行動目標は次の3つでした。

  1. 毎日東進に行くこと(平日も土日も)

     家では集中できなかったので、とにかく「勉強する環境」に身を置くようにしました。
  2. 単語カードを常に持ち歩き、隙間時間で暗記

     信号待ちやバスの中、ちょっとした時間をすべて「単語復習の時間」に変えることを意識しました。
  3. 休みの日は5コマ受講を必達

     「1日5コマ」という数字を決めることで、自分を律することができました。

この3つを守るだけでも、「勉強時間」「集中力」「学習リズム」が大きく変わりました。


④ できるようになったら次の3つを考える

1ヶ月が終わったら、振り返りをして「できたもの」「まだできていないもの」を整理します。

できた行動は習慣化し、次の月は新しい行動目標を3つ設定します。

このサイクルを続けることで、確実に成長していきます。


行動目標の例

目標のタイプ具体例
学習習慣平日は毎日塾に行く/1日3時間は机に向かう
暗記系毎日英単語100個チェック/毎朝リスニング10分
計画・管理1日の予定を朝5分で立てる/勉強記録をつける
生活リズム23時までに寝る/朝7時に起きる
メンタル系スマホは勉強時間中は手元に置かない/SNSは夜だけ

まとめ

やることを増やすより、「やることを絞る」ことが成長の第一歩です。

3つに絞って、それを“やり抜く”。

1ヶ月後、きっと自分の変化を感じられるはずです。


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