【合格体験記2025】地方公立からでも、凡人でも東大に行ける【東京大学 文科二類 合格】

東京大学 文科二類 合格!
小澤 健志郎さん(諫早高校)
地方公立からでも、凡人でも東大に行ける
私は正直自分が東大を目指すことすら高校1年の頃は考えもしなかった。この体験記は自分と同じように自分には東大なんて無理だと思っている人にこそ読んで欲しい。
◾️高1
なんとなく東京への憧れがあるものの、東大を目指すなんていうと周りから浮きそうなので、経済学に興味があったこともあり一橋大学志望に決めて地元の東進で受験勉強を始めた。しかし中学受験を経験せず、高校受験も大した勉強をしてこなかったため大学受験を舐めており、勉強に対する意識が低かった。学校が終わったあと東進に行き1時間だけ勉強したあとそそくさと家に帰り、ずっとゲームばかりしていたのを覚えている。この時期は東進で英語と数学の先取りをしていたものの、勉強時間が短かったため成績は低かった。思えばこの頃にもっと勉強しておけば…。
◾️高2の夏まで
インターネットで受験勉強について調べるようになり、さすがに勉強量が少な過ぎると思って平日の勉強時間を増やした。この時期は学校で使っている数学の網羅系問題集を解いていた。また、初めて林先生の現代文の授業を受けて、今までフィーリングで解いていた国語全体に革命が起き、国語の成績が急上昇して勉強が楽しくなってきた。しかし夏休みの大事な時期をコロナに罹患したことで棒に振り、成績はあまり変わらなかった。
◾️高2の秋〜冬
初めて一橋大学の過去問を解き、ほとんど何も分からないことに危機感を抱き、ようやく本格的に受験勉強を始めた。この頃国語と数学はそれなりに出来ていたが、英語が壊滅的で、すぐさま単語帳を買い、英文解釈の参考書を何度も周回して、ついに共通テスト模試の英語で時間内に問題を解き切ることに成功した。これまで東進の授業を受けても復習をせず内容がどんどん抜けていたことに気付き、初めて復習の大事さを実感した。復習をしないのは本当に馬鹿丸出しの行為なので、これを読んでいる人も是非復習をしてほしい(合格者体験記を読むような意識の高い人達は言われなくとも復習なんてしていると思うが)。復習のおかげか学力も順調に伸び、模試の成績も良くなったところで転機が訪れた。高校の担任から東大を勧められ、調子に乗っていた私はそれを快諾してしまった。晴れて東大志望となった私は意気揚々と東大同日を受けたが、ここでまたも絶望的な真実を叩きつけられた。数学0点の合計123点。当然余裕のE判定。この結果に驚愕し一時は東大志望を辞めることも考えたが、もう周りに東大志望だと言ってしまったので今更辞めるわけにもいかず、これまで以上に本気で勉強に取り組んだ。このように模試、特に東大型模試は自分の実力をはっきりと知ることができるため早いうちから受けてみて損は無いと思う。
◾️高3
とにかく課題が山積みで、一つ一つ全力で対処していった。世界史が学校の進度が明らかに遅いと気付き、6月までに東進で通史を終わらせて論述の練習に移った。高3から東大特進の受講を始め、現代文と英語を中心に対策をした。英語は駒橋先生の講座を取り、東大型の問題形式に特化して対策を進めた。するとだんだんと点数が良くなっていき、模試の判定が良くなって5教科特待が取れたので秋ごろから地理対策を大急ぎで進めた。数学は真髄の受講を通じて基礎を固め、ひたすら問題を解いてなんとかやや苦手ぐらいまでには持っていくことが出来た。共通テスト対策は12月から始め、英語リーディングと数学、地理を特に重点的に対策した。直前期はひたすら過去問と東進の問題演習を解き、問題を解くなかで知識の確認と時間配分の練習を行った。
本当にこの1年間は今までの人生で一番勉強に真剣に取り組んでいたと思う。結局最後までA判定は取れず、不安だらけの毎日だったが、無事に終えることが出来、受験勉強を通して自分の成長も感じることが出来たので、東大を目指して良かった。
東進のおすすめポイント
- 過去問演習講座
東進のおすすめ講座
- 高2ハイレベル現代文トレーニング
自分がいかに浅く読み、テキトーに解いているかを思い知り、読み方、解き方を矯正できたから。
- 数学の真髄(基本原理追究編)
単なる解法暗記から脱却し、数学的に自然な考え方を身につけられたから
東進の先生の指導、面談でためになったことを教えてください
東大を目指したいと言った時に否定せず背中を押してくれたこと
あなたにとって「受験勉強」とはどのようなものでしたか
結果が出ない時は苦しかったが基本的には楽しいもの
合格できた最大の要因はなんだと思いますか
ただ目の前の課題に全力で取り組むだけでなく、講座や参考書の情報を集めそれを基に取捨選択したり、東大特進などのコンテンツを利用するなど最適な環境を整える事が出来たこと
今まで受験を支えてくれた保護者に対しての感謝の気持ちなどを書いてください
家族全員が大学受験の知識や経験がない中で、それでも自分のために高1から東進に通わせてくれ、また、日々の送り迎えや校外模試のための送迎に協力してくれたり、自分がサボっている時も厳しく言わずのびのびと勉強させてくれたりしてありがとう。
どのように社会貢献していきたいと思っていますか?
大学で経済論や金融論について学んだあと、将来は金融業界に進み、金融業を通じて日本の経済活性化に貢献したい。