卒業研究
こんにちは!担任助手の山本です!
暑くて長い夏がようやく秋に向けて準備を進めているようで、ここ数日は少し肌寒く感じる日が出てきましたね。季節の変わり目は気温の変化で体調管理が難しくなってきます。風邪をひかないように、たくさん食べてたくさん睡眠をとるようにしていきましょう!
今回は私の卒業研究について簡単に紹介をしようと思います。雨が降ると発生してしまう自然災害の一つに土砂災害があります。土砂災害は、近くに住んでいる住民だけでなく、沢山の人に影響の出る災害であるため、できる限り事前に対策をする必要があります。その時に行われるのがグラウンドアンカー工法という、簡単に言うと長い鉄筋を土の中に刺して滑らせないようにする工法です。一般的な土に使用する分には、耐久年数がある程度わかるため、維持管理がしやすいのですが、特殊な地質(例えば温泉地帯などの酸性土)においては鉄筋の腐食が従来よりも早く進んでしまい、維持管理が難しい状況になっています。そこで私の研究では、維持管理において様々なpHにおける腐食度合いを実験し、それぞれの現場のpHによっての耐久出来る年数を簡単に割り出すことができないかという研究を行っています。

大学4年生になってから研究が始まったばかりなので、私もまだまだ分からないことだらけですが、一生懸命頑張っていきたいと思います!私の目標は、実際の現場で実用できるような研究にすることを目標としています。皆さんも、それぞれ夢や目標に向かって一緒に頑張っていきましょう!!
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