東進諫早駅前校での物理学習のおすすめ~独学でもできる勉強法の紹介~

こんにちは。東進諫早駅前校の山﨑です。

今回は、受験生を中心に、物理の効果的な学習方法を段階的に紹介します。

受験生でない方も、早めに将来を見据えることで、今どのような学習が必要かを考える参考にしてみてください。


まずは「共通テスト得点化」が最初のゴール

受験において最初の大きな目標は共通テストで得点できるようになることです。

ここを早期にクリアすることで、他教科や二次試験対策にスムーズに移行できます。

学校の進度だけに合わせると遅くなる理由

学校の授業はどうしてもペースがゆっくりになりがちです。そのため、共通テスト形式の演習に本格的に取り組む時期が遅れてしまうこともあります。

理想的なスケジュール

  • 高校3年の3月には共通テストの大問別演習に入る
  • 難関大学志望者は英・数・国を早期に仕上げ、物理の大問別演習を2年1月頃から始めることで、完成を前倒し。

今からでも間に合う!物理学習5ステップ

① 基本原理や典型問題の修得

東進の「ベーシック物理」講座を活用して、各単元の原理や解法の基礎を固めましょう。

基本を理解することで、後の演習がスムーズになります。


② 共通テストの大問別演習

次は、共通テストの大問ごとに集中して演習する段階です。

目安として、20~30回の演習をこなすと、かなりの定着が見込めます。

理解→演習→修正のサイクルを回していきましょう。


③ 共通テストの過去問で現状分析

ここでは「得点を上げる」よりも「実力を測る」ことが目的です。

東進模試を活用すると、過去の合格者の点数推移も確認でき、自分の位置を客観的に把握できます。


④ 二次試験の過去問演習

共通テストの対策がひと段落したら、二次試験対策に移行しましょう。

東進の「二次試験過去問演習講座」では、丁寧な解説・添削・採点まで行ってくれるため、自学では難しい振り返りも可能です。


⑤ 単元ジャンル別演習+志望校対策(AI演習)

AI演習では、過去問や模試の結果から今やるべき課題を自動で提案してくれます。

  • 類題の自動選定
  • 必要な動画の自動提示
  • 学習記録の蓄積

これにより、専門の物理講師がいない校舎でも質の高い個別最適化学習が実現できます。


物理学習に役立つおすすめ参考書

共通テスト・二次試験に向けた学習を進めていくうえで、「理解しづらい」「点数が伸び悩む」と感じる場面が出てくるかもしれません。

そんなときは、良質な参考書を活用することで、つまずきを乗り越えられることがあります。

ここでは、おすすめする参考書を3つ紹介します。


① 『入門問題精講』(旺文社)

こんな人におすすめ:

  • 大問別演習に取り組んでいるが、思うように点数が取れない人
  • 一通り習った内容をもう一度整理したい人

「入門問題精講」は、物理の原理原則に立ち返って学べる問題集です。

例えば、「レンズの公式の証明」や「ドップラー効果の式の導出」など、教科書では軽く流されがちな重要原理を、例題を通じて深く理解できます。

問題数も厳選されており、各単元を短時間で復習可能。

ベーシック物理などの講座と並行して使えば、より深く本質的な理解につながります。


② 『大学入試 物理 力学・熱力学が面白いほどわかる本』

(漆原晃 著/KADOKAWA)

こんな人におすすめ:

  • 「なぜそうなるのか」を納得しながら物理を学びたい人
  • 教科書や授業では理解が追いつかないと感じている人

この本は、物理の本質を丁寧に言葉で解き明かしてくれる参考書です。

漆原先生独自の語り口で、公式の意味や背景にある考え方をじっくりと解説してくれます。

特におすすめの使い方は、

  • 大問別演習やAI演習で分からなかった部分をこの本で補う
  • ベーシック物理の予習・復習時に活用する

特徴:

  • 図が豊富で視覚的に理解しやすい
  • 日常の現象と絡めた解説があり、イメージがつかみやすい
  • 式の成り立ちや意味を言葉で説明してくれるため、ただ暗記するだけの勉強にならない

「わかったつもり」を「本当に理解した」に変えてくれる一冊です。


③ 『わくわく物理探検隊』

こんな人におすすめ:

  • スタンダード物理(やまぐち健一先生)を受講している人
  • 授業内容をより深く理解したい人

やまぐち先生の授業とセットで使うことで、体系的に内容を整理しやすくなる参考書です。

授業で学んだ知識を、先生独自のまとめとリンクさせて理解を定着させられます。

内容は平易で読みやすく、授業の復習・整理に最適です。


まとめ

物理は「公式を覚える科目」ではなく、「現象を理解する科目」です。

参考書を活用して原理に立ち返りながら、演習量を重ねていくことが得点アップのカギとなります。

物理だけではありませんが、どれだけ早い時期に共通テストの過去問演習に入ることができるかが明暗を分けます。

高校1、2年生は先輩をよく見て、自分たちは今何をするべきなのか、先を見た学習をしていきましょう。

高校3年生は、残りの期間で完成させるためにも、共通テストの得点を上げるためには共通テストの過去問演習がもっと直接的で効果的です。

2次試験の学習ができる期間を増やすためにも共通テストの学習を早期に終えていきましょう。

LINE友だち追加をお願いします!

東進諫早駅前校では、大学受験を目指すお子様向けの情報などを定期的に発信しています。

友だち追加


2+