目的と手段の逆転
はじめに
こんにちは。東進諫早駅前校の山﨑です。
今回は、ホームルームや面談のときに話している「目的と手段の逆転」についてまとめたいと思います。
目的と手段が逆転していないか?
この話は、ふだん無意識のうちに、目的と手段がひっくり返ってしまっていないかというものです。
素振りの例に学ぶ
たとえば、野球を上達させるために毎日素振りをしているのに上達しない子がいました。
その理由は、なんだったかと言うと、素振りを作業的に行っていただけだったということでした。
素振りをするときに、試合を意識して、誰かがボールを投げてくるイメージを持ちながら素振りをするとか、自分の癖を治すためにバットの傾きを意識するなど、考えながらできていなかったということでした。
確かに上達するために、素振りをすることは素晴らしいことですが、目的は上達することで、素振りをすることは手段であるはずです。
この子の場合は、知らず知らずのうちに素振りをすることが目的になってしまっていたのです。
東進での勉強にも当てはまる
これは東進での勉強についても同じことがいえます。
例えば、頑張って毎日授業を受講しているのに、成績が上がらない子がいるとします。
テキストの予習はせずに、受けているだけになっていることはないでしょうか?
テキストにある復習問題はちゃんと解けているでしょうか?
この辺りの目的が受講することになってしまっている典型例です。
進路・将来の夢との関係
進路についても同じことが言えます。
今は何のために勉強をしているのか。
やりたいことがあるから勉強しているのだと思います。
東進に通って勉強することは手段にすぎないのだから、東進に通っているだけで満足せずに、日々の行動でも自問自答する意識を持ちましょう。
おわりに
目的と手段が逆転しているなと感じた場合は、山﨑から喝が入ります!
よろしくお願いします。