受験学年を見ていて思うこと

こんにちは!担任助手の松山です。

久しぶりのブログ更新になりますが、今回のテーマは「受験学年を見ていて思うこと」にしてみました。流し読みでも大歓迎なので、一読してもらえると嬉しいです。

僕も担任助手になって今年で6年目、受験生を見てきたのもこれで6回目となります。3年生を担当することが多く、最近も主に3年生を見ています。そうした中で感じていることを書いてみます。

「量」だけでなく「質」を意識した勉強

3年生のみなさんは、共通テスト過去問、二次試験過去問、単元ジャンル、模試など以前よりも努力を重ねているなと見ていて感じますし、みなさん自身も「頑張っている」という実感があるのではないでしょうか。

ただ、その中で気になるのが「勉強量」への意識が強く、「内容(質)」の部分がややおろそかになってしまっている点です。これは非常にもったいないと思います。

「復習=理解の定着」が成績を伸ばす

この1か月ほどは二次試験の答案返却を行っていますが、返却の前後の復習はきちんとできているでしょうか?

「復習=問題が解けるようになった」ではなく、「復習=内容や考え方が理解できた」ことこそが成績アップ、学力アップにつながります。

僕自身、生徒に「この問題が解けること自体に意味はないよ」とよく伝えていますし、言われたことがある生徒もいるのではないでしょうか。

なぜ、このように言うかというと入試問題は過去に解いた問題がそのまま出題されるわけではなく、1対1の勉強では対応できないからです。

大切なのは「発想や内容理解」「答案の作り方の理解」です。ここを抑えてこそ、初見問題にも対応できる力が身についていきます。

「反芻学習」で定着度を高める

答案返却や解説授業で学んだことを次の演習に活かせていますか?

演習や復習を行う際には、その内容を常に反芻し、「なぜこう考えるのか」「どう答案を作るのか」を繰り返し意識することが大切です。

そうすれば、演習量がそのまま学力向上につながりやすくなります。

これからの学習の「質」を高める視点を意識して取り組むようにしましょう!

その他気になることがあれば気楽に声をかけて質問なりなんなりしてください!大歓迎です!

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