数学IIIは独学でも可能?おすすめ参考書と東進諫早駅前校の活用法をご紹介!
こんにちは。東進衛星予備校 諫早駅前校の山﨑です。
「数学IIIって、独学でもできるのかな?」
「どの参考書を選べばいいかわからない…」
そんな不安を感じている高校生、そして保護者の皆さまへ。
数学IIIは理系大学を目指すうえで避けて通れない重要科目ですが、内容が抽象的で複雑なため、「独学では限界を感じる」という声もよく聞きます。
今回は、数学IIIの独学におすすめの参考書とともに、東進諫早駅前校を活用した成功事例、さらにAI演習によって参考書不要で学習を完結できる仕組みまで詳しくご紹介します。
数学IIIを独学で進めるために必要なこと
数学IIIの範囲には、微分法や積分法、極限や関数のグラフなど、抽象的でつまずきやすい単元が多数含まれます。
独学の際には、以下の点が課題になります:
- 学習の全体像をつかみにくい
- 解法の理解に時間がかかる
- 間違ったまま進んでしまうリスク
- 学習ペースが乱れやすい
「やってはいるけど、本当にこれで合っているのか…?」という不安が積み重なることで、モチベーションも下がってしまいがちです。
教科書に書いてあることは理解できているか
教科書の例題も大事だが、それよりも公式の証明をきちんと読みましょう。
教科書は、どの教科にも同じことが言えますが、最も重要な教材です。教科書の理解こそ初期学習において目指す目標となります。そのために、様々な例題を解くことも必要になります。重要なことは「問題を解くために教科書を見る」ということよりも「教科書の内容を理解するために問題を解く」という考え方が初期段階では重要です。
ただし、はじめのうちは、公式の証明の理解が完全にできなくても良いと思います。公式の証明を理解することが重要であるということを認識するだけで大丈夫です。
使っている問題集は7割~8割は正解できるか
自分に合った問題集というのは、自力で7割から8割程度は解ける問題集が適しています。
理由は2点あります。
1つ目は、モチベーションの面です。学習、勉強は継続して初めて効果がでます。毎日コツコツと勉強できないのであれば、どんな学習を行っても成果として現れることはありません。この面からもレベルの適性は重要です。
2つ目は、学習方法の面です。解けない問題が多いと、解答・解説を理解することが勉強になっていると錯覚を起こしてしまいます。また、解けないものが多いので、すぐに答えを見ることが習慣になってしまい、考えることができない状態になってしまいます。これが最も良くないことです。正しい学習方法は、自分でなぜ間違えたのかを判断することです。問題のレベルが合っていないと、間違えた理由を考えることもできなければ、間違えた問題が多いので、手間になり、考えないきっかけを作ってしまいます。
以上の理由から、レベルは必ず合わせましょう。
問題量の確保ができているか
数学ができるようになるには、たくさん問題を解くことが必要です。
数学が得意な人は、小学生の頃か中学生の頃か、高校生になってからは違えど、多くの問題を解いてきた経験のある人が多いです。そういう意味で、数学をできるようにするには、量を解くことも大事だと認識しておきましょう。
やり直しがきちんとできているか
解答解説を読んで、赤ペンで写して終わりにならないようにしましょう。
普段指導していて、面談で先生と決めた範囲の問題を終わらせたと言っていた生徒に、本当にできているか確認すると、理解していないことは良くあります。参考書・問題集は解いたら終わりではありません。やり直しの時に、「なぜ間違ったのか」「どこを理解していなかったのか」「どの公式を覚えていなかったのか」このような点を意識して、教科書などに戻りながら、やり直しを行いましょう。
定期的に復習しているか
基礎力を身につけるためには、一度解いた問題を再度解きなおしをすることが重要です。
いわゆる「参考書ルート」というカリキュラムを決めて勉強することになるが、終わった問題集の復習を忘れる人が多くいます。今解いている問題集のやり直しも含め、前の教材に戻って復習することを忘れないようにしましょう。
情報の民主化と言われている現代では、必ずしも参考書を利用しないと勉強できないということはありません。もちろん、塾や予備校に通うことも必要がない時代です。教育系ユーチューバーの方がYouTube にて、分かりやすく解説していたり、安価で塾で学んだかのような授業を受けることができる映像配信サービスで映像授業を受講できるものも多くあります。これらを利用することも検討してみるといいです。
特に初期段階では、数学の定義をしっかりと理解する必要があるため、多くの先生の表現を見ることでイメージができるようになります。何度も強調しますが、導入は重要ですので、正しく理解をするための方法の1つとして映像授業の利用も検討して下さい。
数学III独学におすすめの参考書5選+AI演習という選択肢
数学IIIを独学で学ぶ際、どの参考書を使うかは非常に重要です。ここでは、定番の3冊に加え、**近年話題の2冊(香川亮先生・志田晶先生 著)**も紹介し、それぞれの特徴・使い方・注意点を詳しく解説します。加えて、東進が提供する「AI演習」との組み合わせによる学習の最適化にも触れていきます。
🔵 青チャート(数研出版)
特徴
全国の高校で広く採用されている網羅系参考書。教科書の内容をベースに、例題→類題→章末問題と段階的に構成されています。基礎から標準・共通テストレベルまで幅広く対応しており、最初の1冊におすすめです。
使い方
- まずは例題の解説をしっかり読み込む
- 次に、類題を解説を見ずに自力で解く
- 章末問題で定着チェック。間違えた問題には印をつけて復習
注意点
- 網羅性が高いため、すべて完璧にしようとすると時間がかかる
- 難関大学対策には別の問題集との併用が必要
🟠 1対1対応の演習(東京出版)
特徴
東大・京大・九大などの2次試験に対応した実戦的な演習書。各テーマごとに典型問題と標準的な解法が1対1で掲載されており、答案作成の練習にもなります。
使い方
- 単元ごとにじっくり取り組む
- 自力で答案をノートに書く → 解答と比較する
- なぜその解法になるか、背景にある発想を理解する
注意点
- 基礎ができていないと難しいため、青チャートなどでの予習が必要
- 解説が簡潔なので、質問できる環境があると安心
🔴 プラチカ(河合塾)
特徴
難関大学・医学部志望者向けのハイレベル問題集。記述式問題を中心に、応用力・思考力を試される問題が多数掲載されています。
使い方
- 青チャートや1対1対応を終えた後に取り組む
- 時間を計って解くことで入試本番の練習に
- 解けなかった問題は、途中までのアプローチを記録して分析
注意点
- 問題が難しめで、モチベーションを保つのが大変な場合も
- 解説もやや高度なので、自学自習に自信がない場合は注意
🟢 基本大全 数学III(香川亮 著/東進ブックス)
特徴
学びエイドの実力講師・香川亮先生が執筆した最新の参考書で、数学IIIの基本~標準レベルを「抜けなく・深く」学べるように構成されています。公式の丸暗記ではなく、“なぜそうなるか”を視覚的に理解できるよう、図や導入説明が非常に丁寧です。
数学Ⅲでは、Basic編とCore編が1冊にまとまっております。
今作も動画解説が非常に丁寧で、基礎から学びたい人でも理解できるように構成されております。
使い方
- 初学者やチャート式でつまずいた人が、最初に通読する教材として最適
- 単元ごとの「基本」「標準」の2段階構成で、理解→定着が自然にできる
- 読んでから問題を解くことで、「意味がわかる演習」が可能に
注意点
- 難関大対策にはこの1冊だけでは演習量が不足するため、青チャートや一対一対応との併用がおすすめ
- 丁寧に作られている分、じっくり読んで理解する時間を取ることが大切
教師目線の補足
東進諫早駅前校でも、基礎に不安がある生徒にはこの「基本大全 数学III」を推薦しています。数学IIIの理解に必要な“根っこの部分”をていねいに育てられる教材です。
🟣 数学IIIの点数が面白いほどとれる本 差がつくテーマ100選(志田晶 著)
特徴
東進の看板講師・志田晶先生による名著の改訂版(2023年以降)。数学IIIの頻出テーマを100に絞り込み、「得点力アップ」に特化した構成になっています。
論理の流れが明快で、“読んで理解できる”参考書として定評があります。
使い方
- 各テーマごとに「重要ポイント→例題→演習」と展開され、復習にも初学にも対応
- 苦手分野のみピックアップして使うのも効果的
- 入試直前期に「解法を確認する用」として使うのもおすすめ
注意点
- 全体を通読するにはボリュームが多く、優先順位をつけて使うのがコツ
- 教科書的な導入が少ないため、初学者は香川先生の基本大全との併用が有効
教師目線の補足
志田先生の本は、論理が筋道立っていて、数学が「暗記ではなく、理解するものだ」と実感できます。共通テスト・2次対策どちらにも対応しやすい構成です。
📌 あなたに合った参考書を選ぼう
参考書名 | レベル感 | 特徴 | 向いている人 |
青チャート | 基礎〜標準 | 教科書+例題中心 | 学校内容をまず理解したい |
1対1対応 | 標準〜応用 | 典型問題を深掘り | 記述対策を始めたい人 |
プラチカ | 応用〜難関 | 難問実戦演習 | 医学部・旧帝大志望者 |
基本大全 | 入門〜標準 | 理解重視の新定番 | 青チャートで挫折した人 |
面白いほどとれる本 | 標準〜応用 | テーマ別で得点力UP | 弱点補強・復習用途に最適 |
💡 東進のAI演習で参考書の代替が可能に!
上記5冊はどれも優れた参考書ですが、現代の学習環境では、「参考書を使いこなすこと自体が大変…」という声もよく聞かれます。
そんな悩みを解決するのが、東進のAI演習です。
AI演習のメリット
- 自分の学力と志望校に合わせて、必要な問題だけを自動出題
- すべての問題に解説動画つき。疑問はその場で解決
- 苦手単元は重点的に、得意単元は省略して時間効率も◎
つまり、AI演習があれば、青チャートや1対1対応の問題演習を代替できるのです。参考書の管理やスケジューリングに不安がある方には、AI演習を中心に進めるのもおすすめです。
独学からの限界…東進諫早駅前校で伸びた生徒の声
実際に、独学で限界を感じて東進に通い始めた生徒の例をご紹介します。
【合格体験談①】
長崎大学 工学部 合格(Sくん)
青チャートで独学していましたが、応用問題になると理解が追いつかず、過去問演習でも苦戦…。
東進の数学IIIの講座とAI演習で、基礎から弱点補強まで一気に進みました。
何をどの順でやればいいか明確だったので、無駄な時間が減りました。
独学+東進で合格をつかむ!諫早駅前校の特徴
東進では、全国の有名講師による映像授業を活用しながら、諫早駅前校のスタッフが日々の学習進捗や理解度をしっかり管理します。
- 自分のペースで進められる
- 苦手単元を繰り返し視聴できる
- 毎週の面談で学習計画をサポート
- 高3生は志望大の過去問10年分を徹底演習!
- さらに、AI演習で「自分に必要な問題だけ」演習可能
参考書をいくつもそろえる必要はなく、東進内で学習を完結できる環境が整っています。
【無料体験受付中】まずはお気軽にご相談ください
「独学でやってきたけど、このままで大丈夫かな…」
そんな悩みを抱えている方は、ぜひ一度東進諫早駅前校の無料体験授業・学習相談をご利用ください。
✅ 校舎に直接お越しいただいてもOK
✅ オンライン相談も対応しています
高校生本人だけでなく、保護者の方のご相談も歓迎です。
→ 無料体験のお申し込みはこちら
まとめ
- 数学IIIは独学も可能だが、限界を感じる人も多い
- 参考書を使うなら選び方と進め方がカギ
- 東進のAI演習を使えば、参考書すら不要で最短距離の学習が可能
- 諫早駅前校のサポート体制で「独学+東進」で確実に実力アップ!