熊本フィールドワーク
こんにちは!担任助手の山本です!
本格的に寒くなりすぎて、私は少し風邪をひいてしまいました(^^;皆さんも体調管理には十分に気を付けて、勉強に部活頑張っていきましょうね!!
今回は私の講義の一環で熊本に行ったので、その時の話をしようかなと思います。熊本にあるダムや橋、佐賀にある道路を1泊2日で回りました。その中でも印象に残ったトンネルと橋について紹介したいと思います。
初めに滝室坂トンネルという全長4.8㎞の大きなトンネルに行きました。このトンネルは入口の熊本市側と出口の大分市側からの両方から掘り進めていく工事になるので、慎重にかつ連携を取りながら工事をしていくとの事でした。9月の終わりごろに見学に行ったのですが、トンネルの中は長そでの作業着を着ていても涼しいぐらいでした。また、このトンネルは規定の長さ以上になるため、本坑(いつも車が通るトンネル)だけでなく避難抗(トンネルの中で災害が起きた時に人々が逃げたり、救急車が入るためのトンネル)を作る必要のあるトンネルであるためとても新鮮でした。
次に新阿蘇大橋に行きました。新阿蘇大橋は、熊本地震後に崩壊した阿蘇大橋の代わりに作られた橋です。阿蘇大橋は、熊本市内と阿蘇を結ぶとても大切な橋だったので、できる限り早く復旧させる必要がありました。阿蘇大橋が崩壊してしまった原因が、地震によって起きた土砂崩れによるものだったので、同じようなことが起きてしまわないよう、もともとあった場所とは少しずらして新阿蘇大橋は建てられました。しかし、新阿蘇大橋を建てる予定の地盤が断層を含むことから、もう一度地震が起きてしまった時のために橋もその断層境界で離れるように設計されていました。将来のことも考えながら設計をすることは、地震の多い日本にいる私たちにとって大切なことだなと感じました。
是非皆さんもいろいろなトンネルや橋について調べてみてくださいね!